9月のとある日に、今年2月にリニューアルオープンした熱海のMOA美術館に行ってきました。
野々村仁清作 国宝「色絵藤花文茶壺」をはじめ、国宝3点、重要文化財66点、重要美術品46点を含む約3500点を所蔵しているとても魅力的な美術館です。
隣町だというのに、今回が初めての訪問です。
実は、かんなみ仏の里も三島スカイウォークにもまだ行ったことがありません💦
いつでも行ける!という気持ちでいるからですね(;^ω^)
MOA美術館は、熱海駅から坂をくねくね上ったところにあります。
とても親切丁寧な駐車場係?警備員さん?に教えていただいた駐車場に車を停め、ドングリがたくさん落ちている坂道を上って入口へ。
MOA美術館といえば、毎年 全国児童作品展を開催しているので、夏休みの課題として絵画や書写を応募されたお子さんも多いのではないでしょうか? テーマは自由なので、応募しやすいかもしれないですね。
館内には今年の受賞作品が展示されていました。なかには、タイの小学生の作品も。色遣いがとてもきれいな絵画でした(*´▽`*)
入口から本館までは長いエスカレーターに乗って移動します。
とても長い上に、幻想的な色遣いなので、違う世界に迷い込んだような不思議な気持ちになります。
高所恐怖症の方や小さなお子様連れの方は直接本館から入場されたほうがいいかもしれません。
この先の円形ホールでは、天井全体に映し出された万華鏡の世界を楽しむことができました。
本館の外から見た、ヘンリー・ムーアの作品「王と王妃」。
向こうには、相模湾と初島が見えました。
春には、桜も咲くそうです。
こちらは、ムアスクエア内からのアングル。
上の写真と比べてみて下さい。かなりの高低差があります。
ムアスクエアの芝生広場とオブジェ。
芝生養生中のため、立入禁止🚫。
オブジェは、作品名、作者とも分からず( ;∀;)
ムアスクエアから見上げた、本館。
設計は、現代美術作家の杉本博司氏。
とても開放的でありながら、作品を展示してある部屋は落ち着いて鑑賞できる癒される空間でした。
展示されている作品のポストカードや、写真集などを取り扱っているお土産ショップもあり、漆塗りのブックカバーと金色の小さなしおりを購入しました。
国宝の壺や、重要文化財の阿弥陀如来像など見応えのある作品が多く、時間をかけてゆっくり鑑賞してきました。
また、建物や庭など、作品以外でも楽しむことができました。阿弥陀如来像などは、部屋の壁一面が大きなガラス張りのケースのようになっていたのですが、アメリカ製の低反射高透過ガラスを使用しているとのことで、くもりがなく そこにガラスがあることを忘れてしまうほどでした。私は二度ほどおでこをぶつけてしまいました(;^ω^)
展示方法展示されている作品作品ひとつひとつを大事大切にしていて一番良い状態で鑑賞することができるように、と考えて展示されていることが、芸術に詳しくない私にも伝わってくるような美術館でした。
尾形光琳作の国宝「紅白梅図屏風」の次回の展示は、2018年1月26日~3月13日とのこと。
こちらも楽しみです(≧▽≦)
お昼は、熱海駅前にある「アジール」でパスタランチヾ(*´∀`*)ノ
海老とベーコンのトマトクリームパスタは、海老たっぷり。ガーリックが程よく効いていておいしかったです。
同じビルの地下には、美味しそうな釜めし屋さんもありました。
帰りは、去年オープンした駅ビル ラスカ熱海でお買い物。
熱海土産といえばこれ!三木製菓さんの「ネコの舌」。
薄くてサクサクした食感がクセになるとてもおいしいクッキーです。
今回は、美術館も食事もゆっくりと楽しむことができました。
熱海には、まだまだ見てみたいところや食べてみたいものがたくさん。
梅や桜の季節も良さそうですね。